【うつ病を早期発見】クリニックで診断を受けてみよう

うつ病への向き合い方

男性

うつ病の診断を受けてからの生活

クリニックの医師からうつ病の診断を受けた場合には、患者さんの症状に合わせた治療が進められていきます。日本の社会は高度な発展を遂げた一方で、他者や環境から受けるストレスも増大しているストレス社会であるとも言われています。強いプレッシャーや過度な労働、複雑な人間関係などもうつ病の発症要因となりますので、まずはそのストレス源から遠ざかり休養を取ることが何よりも重要です。一時的な気分の落ち込みである可能性と、うつ病である可能性を医師が判断する一つの目安が、期間の継続性です。うつ病の特徴は悲しい気分や悲観的なものの考え方、無力感や意欲の減退などが比較的長期間継続していることと、その状況に回復の兆候が見られないという点にあります。夜に眠れない不眠症を訴えたり、食欲不振となったりすることも1週間程度継続していればうつ病である可能性が高くなります。患者さん自身が病院の受診前にどのような症状がどのくらいの期間で続いていたのかを医師に伝え、その状況からうつ病であると診断される場合が一般的です。自分自身では大丈夫だと思っていても、家族や知人が心配して病院に連れて行き、結果としてうつ病と判明したケースも少なくないものですので、もしも身の回りに苦しんでいる様子の見られる人がいたら病院への受診を勧めてみると良いでしょう。いつもの様子と異なり、独り言が多くなったり、仕事でミスが目立ったり、イライラしている様子があったりした時には、本人に自覚がない場合でもうつ病の兆候である場合も多いものです。周囲の人も何らかの異変に気づいたら声をかけて悩みを聞いてあげるのも一つの方法です。診断を受けた後には治療に向き合うこととなり、ゆっくりと時間をかけて回復へ向けた取り組みを進めていきます。医師の指示に従って抗うつ薬を正しく服用し、食事をきちんと摂り、しっかりと眠るという規則正しい生活を心がけましょう。うつ病の原因となったストレス源からは、なるべく距離を置くことも必要です。ご自身が患者である場合には、職場に相談して勤務の軽減や配置の転換をしてもらうことをお勧めします。医師の診断書があるとスムーズに話が伝わりますので安心しましょう。近年は職場においてもメンタルヘルスの重要性についての理解も進んでいます。無理をしないで働ける環境と、負荷の少ない業務とすることによって、ゆっくりと治療に向き合うことがベターです。もちろん、負担が大きいと感じた場合には思い切って休むという選択も大切です。最も大切なのは自分の心の健康ですので、医師と相談して最適な方法を選びましょう。